甘い誘惑!?スイーツが食べたくなったら・・・?

2013/10/29 掲載

スイーツは日々進化を遂げ、季節やイベントごと新しいスイーツが続々と誕生しています。

これはスイーツの大好きな私たちには嬉しいことではありますが、食べ過ぎにはご用心!

特にダイエットしている人は、スイーツとの上手な付き合い方を身につける必要があります。

 

ダイエット中なのに甘いものが食べたくなったら

本来、スリムになりたい人にとって、高糖質で高カロリーを招く「甘いもの」はご法度!

なぜなら甘いものそのもののエネルギーが高カロリーなだけでなく、糖質を脂肪に換えて体内に取り込む作用を持ち代謝システムに様々な影響のあるインスリンの分泌を急上昇させてしまうからです。

 

ただ、あまり無理に我慢しすぎてストレスをためすぎてしまうのも考えもの。

うっかり食べてしまうとそれまで無理していた分、歯止めがきかなくなってしまって今までの努力が水の泡に…なんてことになりかねません。

もし甘いものが欲しくなったら、本当はできるだけ外に出て、運動をするとか好きな本を読むとか気分転換することをお勧めします。

「ちょっと食べたい」程度の食欲は、基本的にあまり長く持続せず、数分の気分転換で十分対処できると言われています。

 

でも、そうはいってもやっぱり食べたい場合、次のグラフを参考にしてみてください。

 

食べたら歩こう!

上のグラフをご覧ください。

甘いものを食べた時、その食べた分のエネルギーをどれくらい歩けば使ってしまえるかを表したものです(日本人の20代~40代女性の平均的な値から大まかに計算したものですので「参考値」としてご覧ください)。

誘惑に勝てず食べてしまったらこのグラフを参考に、食べた分歩いてしまいましょう!

 

身体を動かすことで、エネルギーを消費するだけでなく血中で上昇した血糖が筋肉に取り込まれ、インスリンの作用が無くても血糖値が自然に下がります。

つまり『歩く(運動する)』ことで摂取した糖質のカロリーをエネルギーとして使ってしまうだけでなく、脂肪をため込む作用のあるインスリンの急分泌も抑えられるという一挙両得な効果があるのです。

 

グラフを見るとケーキなどの加工された「お菓子」よりもみかんやぶどう、バナナ、ヨーグルトなどのできるだけ自然な食べ物の方がたっぷり食べてもちょっと歩くだけで済むことも一目瞭然。

こうした自然なものはビタミンやミネラル、酵素がたっぷり含まれていますから、エネルギー控えめというだけでなく「美」と「健康」に良い効果があるというおまけ付きです。

 

ちょっと口寂しくて甘いものが欲しくなった時、どんなものを選べば良いのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。

無理に我慢してストレスをためるよりも「賢く食べて歩く!」ですね。

 

※本コラムに記載されている情報は掲載日時点のものです。このため、時間の経過あるいは後発的なさまざまな事象によって、内容が予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。