元気が出て、低カロリーのメニューはありますか?

2012/04/23 掲載

ご質問

食欲もあまりないのになぜか体重は増加気味。元気が出て、低カロリーのメニューってないですか?

回答

気力まで奪い去りそうな猛暑が続いています。低カロリーで元気いっぱいになる食材といえば…この時期旬の夏野菜! スーパーの店頭を鮮やかに彩るビタミンカラーの夏野菜で元気をチャージしましょう♪

栄養満点!夏の緑黄色野菜

栄養:カロテン・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンC・食物繊維・カリウム
効能:抗酸化ビタミンが豊富で、免疫力アップ
   熱に強いビタミンCを含むので、美肌効果も!
  • < トマト >
    おすすめメニュー:サラダ・ミネストローネ・ラタトゥイユ
    ※ピーマンのビタミンCは熱に強い! 油を上手に使ってビタミンAの吸収もアップ
  • < ピーマン・パプリカ >
    おすすめメニュー:チンジャオロース・パプリカのマリネ・ピーマンの肉詰め
    ※加熱すると甘味・うま味がアップして食欲のない時でもおいしく召し上がれます。
  • < かぼちゃ >
    おすすめメニュー:蒸し野菜・かぼちゃのそぼろ煮・パンプキンスープ
    ※かぼちゃと相性の良いスパイス「シナモン」を少しプラスすると夏の冷え症対策や食欲アップにも効果的

とまとイメージ

ネバネバ野菜で元気アップ

栄養:食物繊維・カリウム・ビタミンA・カロテン・カルシウム
効能:ネバネバ成分が粘膜を保護。食物繊維たっぷりで便秘改善。
  • < オクラ >
    おすすめメニュー:ごま和え・オクラと長芋と納豆の和え物・オクラとクリームチーズのおかか和え
    ※長芋・納豆はネバネバ同志相性が良いので組み合わせると栄養素のバランスもgood。
    夏の忙しい朝には混ぜてご飯にかけるだけでお手軽で栄養満点の朝食に。
  • < モロヘイヤ >
    おすすめメニュー:お浸し、モロヘイヤのスープ
    ※モロヘイヤのスープは古代エジプトでファラオやクレオパトラが好んだとか…。
    オリーブオイルでにんにくを炒めて、みじん切りのモロヘイヤを加えてさっと煮ます。

おくらイメージ

夏の定番 淡色野菜でさわやかに!

栄養:カリウム・ビタミンC
効能:むくみの改善
   熱に強いビタミンCを含むので、美肌効果も!
  • < きゅうり >
    おすすめメニュー:酢の物・冷や汁・サラダ・冷しゃぶ
    宮崎の郷土料理として知られる冷や汁はあじをすりおろし、味噌とすり混ぜたところへ冷たいだしでのばし、きゅうり、豆腐、香味野菜を加えて作る栄養満点の汁物。暑い夏の食欲増進にも効果的。
  • < なす >
    おすすめメニュー:麻婆なす・なす田楽・蒸しなす
    ※なすの皮にはポリフェノールも含まれます。抗酸化作用で免疫力アップ!
    蒸しなすには、今流行りの「具入りラー油」と酢醤油をかけるとパンチがきいた野菜料理に大変身!

なすイメージ

夏野菜はパプリカやズッキーニ、トマト、きゅうりと色あざやかで食卓も明るくなりますね。おすすめメ ニュー以外にも、さっとゆでて氷でガツンと冷やして冷しゃぶにしたり、蒸して薬味や辛味のきいたソースで召し上がると、たっぷりの夏野菜がペロリと食べられます。野菜のパワーで暑い夏を乗り切りましょう!

 

※本コラムに記載されている情報は掲載日時点のものです。このため、時間の経過あるいは後発的なさまざまな事象によって、内容が予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。