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<からだクローズアップ vol.46>

ダイエットだけじゃない!?
-運動でもっとハッピーな毎日を-【前編】

私は学生時代から早朝にジョギングするのが日課なのですが、今年は雪が多かったので家の中で筋トレしたり踊ったりすることも多かったです☆
これから梅雨の季節までは沢山走りたいなと思っています。

さて、皆さんは定期的に運動しているでしょうか。
皆さんは運動は好きですか?嫌いですか?

「運動が嫌い」という人に理由を聞くと、子供時代「体育が苦手だった」ということが少なくないようです。 (かく言う私も小学校時代は体育も休み時間の鬼ごっこやドッジボールも嫌でたまりませんでした)

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近年はメタボ予防など、健康、とりわけ減量のために運動しましょうということが強調されていますよね。
タニタも活動量を増やすために運動することをお勧めしています。
運動によって消費カロリーを増やしたり、筋肉量をアップさせたりすることは、健康な体作りには欠かせません。

しかし、運動にはそれ以上に沢山の素晴らしい効果があるのです!
この運動の偉大な効果を知れば、これまで運動を避けていたあなたも運動したくてたまらなくなってしまうかもしれませんよ。
今回は、運動によるダイエット以外の効果をご紹介しようと思います。

皆さんは何を目標に運動をしていますか?既に運動している人の理由のダントツはやはり「健康の維持・増進のため」だそうです。(図1)

図1

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ご存知の方、実感されている方も多いと思いますが、運動には体重や体脂肪率の減少だけでなく
血圧・血中脂質・血糖の正常化作用があることが証明されています。

○運動と血圧

血圧に関して、運動中は組織で消費された酸素や栄養分を補給しようとして心拍数や血圧が上昇するため、
もともと血圧の高い方は負荷をかけ過ぎないようにするなど注意が必要なのですが、
運動後の血圧低下作用と、運動の習慣化によって安定して数値を低下させるという作用が期待できます。

○運動と血中脂質

血中脂質に関しては、特に中性脂肪を減らし、HDL-コレステロール(善玉コレステロール)を増やす作用が認められています。
残念ながら、LDL-コレステロール(悪玉コレステロール)の低下作用は、毎日運動したとしても2〜3mg/dL程度しかなかったという研究結果があるように、運動だけではあまり期待できません。
LDL-コレステロールの改善を目指す方は、食事の改善と運動の継続の両方を行うことが必要です。

○運動と血糖

血糖に関しては、運動を行うと筋肉細胞による糖の取り込みが盛んになって血糖値が低下するという直接の作用と、
運動を行うことによってインスリンの感受性が向上して低下するという間接的な効果があります。(図2)
血糖値の低下作用を期待するならば、食後30分〜1時間後に運動することができれば理想的です。
ただし脂肪燃焼効果を期待するなら食前の運動がおススメ。
自分の期待する効果が得られるタイミングに運動して、よりよい効果を得たいですね☆

図2

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「別に健康診断にひっかからないし」「私痩せてるも〜ん」「まだまだ若いから…」と思って運動の必要性を感じていないあなたにご紹介したいのが、運動による免疫力アップ!

○運動でガン予防!

近年運動はガンの予防にも効果があることが分かってきました。特にホルモンに関連するガンの危険性が低下するようです。
動物実験の結果ですが、運動させたネズミはそうでないネズミに比べて大腸ガン、直腸ガン、前立腺ガン、乳ガン、また子宮ガン等になるリスクが低下することが証明されました。
大腸ガンについては運動によって便秘が改善したことによってリスクが低下したという考察もなされていますが、どちらにしても運動によってガンが予防できたということには変わりありません。

運動によるガン予防のメカニズムはガンの種類によって異なることが分かっています。
有名なのは、運動することによってナチュラルキラー細胞(*1)が活性化し、免疫力がアップするというもの。
注意点としては運動の強度が強すぎたり、また運動時間が長すぎたりすると免疫力はかえって低下してしまうということです。
目安としてはきつくない程度の運動を一時間継続したら休憩を入れるくらいでちょうどでしょう。

(*1)  ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは?
        ・・・白血球の一種で、ガン細胞やウイルス感染細胞を単独で直接殺す免疫細胞。リンパ球の15〜20%を占める。

○運動で花粉症対策!

免疫力を高めれば花粉症等のアレルギー症状を改善できると言われていますが、運動の花粉症予防効果や改善効果についてはまだ分からない部分が多く、はっきりしていません。
しかし、私自身の実体験として、大学時代に突然花粉症が軽減し、目薬やマスクを手放すことができたのですが、これはジョギングとヨガのおかげかな?と思っています。

余談ですが、花粉症に対する効果が実証されつつあるのはヨーグルト!
体の免疫力と花粉症等のアレルギー反応との間には強い関係があって、免疫力と特に関係のある腸内環境を整えると花粉症が抑制できるということが言われています。
健常者と違って、花粉症の人は花粉症の時期になると腸内細菌が変動するのですが、ビフィズス菌(BB536)を摂取しているとその変動が抑制できたという興味深い研究結果も出されています。
花粉症に悩まされる人が年々増加している中、今後の展開がとても楽しみですね。

さて、運動がダイエット以外にも様々な効果があることがおわかりいただけたと思います。
次回は、ダイエットだけじゃない!?-運動でもっとハッピーな毎日を-【後編】にて、運動が「若さ」や「気分」に与える影響について
クローズアップします。

担当  たにぺん☆

 

参考文献
山本ケイイチ 「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」 幻冬舎新書, 2008
木下利喜生, 幸田剣, 上西啓裕, 児嶋大介, 小池有美, 中村健 「【がん患者に対する理学療法】理学療法と免疫力(サイトカイン)との関係に関する研究の動向」 『理学療法』27(10): 1207-1214, 2010.
守田武志, 平田俊幸, 相馬寛人, 吉田昌平, 里見潤, 木谷輝夫 「中高齢者における運動療法に伴う血圧と部位別脈波速度の変化」 『体力科学』 57: 305-314, 2008
北海道心臓協会HP
森永乳業HP
Toshitaka Odamaki, Jin-Zhong Xiao, Mitsuo Sakamoto, Shizuki Kondo, Tomoko Yaeshima, Keiji Iwatsuki, Hideo Togashi, Tadao Enomoto, and Yoshimi Benno. Distribution of Different Species of the Bacteroides fragilis Group in Individuals with Japanese Cedar Pollinosis: J Med Microbiol. 56: 1301-1308, 2007.


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