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<からだクローズアップVol.8>

健康診断で“引っかかる”ことが多いのは、まず肝臓。

■肝機能検査で要注意となる基準

健康診断でよく“引っかかる”項目として、一番多いのは肝機能の検査でしょう。特に、γ(ガンマ)-GTP。これは、アルコールと関連が密接な項目です。お酒好きの方で気にしている方も多いのではないでしょうか。健康的な数値は、55IU/I以下。γ-GTPの値が高い人、3桁以上の人は飲酒歴がかなり濃厚ということなので、その数値に痛みを感じるようにしたいものです。
アルコールの影響が濃くなるにつれて、脂肪肝が起こるようになります。要するに体重が増えて、脂肪が増えていくんですね。臓器のなかでも、肝臓は特に脂肪が溜まりやすい場所なのです。脂肪肝は、GOTやGPTという項目に現れますので、こちらもあわせてチェックしましょう。

血液ドロドロ検査と血中脂質は、実は無関係だった!

また、血中脂質も基準値を超える頻度が高い項目です。2008年4月からの「特定健診」では基本項目が変わり、中性脂肪、HDL(善玉)コレステロール、LDL(悪玉)コレステロールの3つの数値を元に、脂質に異常がないかどうかを判断するようになりました。
テレビ番組などで「血液ドロドロ」「血液サラサラ」という映像を見ることがありますね。見た目には面白い映像ですし、とてもわかりやすい。でも、実は血中脂質の多い・少ないとはあまり関係がないんです。脂質が多いからといって実際に生体のなかで血液がドロドロになっているわけではありません。
たとえば、中性脂肪が1000mg/dLを超えるような高脂血症では、場合によっては血液が白濁して見えることがあります。そんな場合でもドロドロではない。それほど人間の体は弱くないんですね。もし「血液ドロドロですよ」と言われても気にする必要はありません。それより、毎年の健診の結果がどう変わっているのか見る方が大事です。

■脂質異常症の診断基準


男性は尿酸値にもご注意を。特にビールはダブルで危険。

男性なら、尿酸値を気にしている方もたくさんいらっしゃるでしょう。尿酸値は痛風の指標。女性は閉経後20年ほど経たないと尿酸値が高くなることはないので、通風になることも少ないのです。
尿酸値には一般に「6・7・8の法則」というのがあります。6mg/dl未満が望ましく、7mg/dlを超えると要注意、8mg/dlを超えると薬物療法。ただ、8mg/dlを超えれば必ず通風になるわけではありません。尿酸値が高く、かつ痛風発作を起こすには、いくつかの条件があります。代表的なものは、アルコールですね。また、過度な運動をしたときや脱水状態も要因となります。アルコールには尿酸の排出を抑える働きがあるので尿酸値が高くなりやすいのですが、さらにビールには尿酸の素となるプリン体が含まれています。つまり、尿酸を作り、しかも尿酸の排出を抑えるというダブルの働きがあるため、ビールの飲みすぎは危険なのです。

何より気にすべきは体重。でも、やせ過ぎは禁物です。

性別や年齢を問わず、健康診断の結果でもっとも気にして欲しいのは、やはり体重です。Vol.7でもお話ししましたが、体重が20代前半と比べて10%以上増減していないか気をつけて見ましょう。
また、特に女性の場合、BMIが健康状態を表す目安になります。BMIが25を超えると肥満。逆に、BMI18.5未満は「やせ」を表し、これも不健康です。貧血にもなりやすく、ミネラルやビタミンも不足します。妊娠の可能性がある女性は、たっぷりと皮下脂肪を持っていないと子供を育てられないのです。BMIなら18.5を切らないように、体脂肪でいうと20〜30%くらいは必要でしょう。今、日本の女性には40代になってもやせ気味な人が増えています。これは、世界中どの国にも見られない日本だけの傾向。日本の文化がどこか狂っている、その狂いが少子化にもつながっているのでは…と心配になります。肥満もからだによくありませんが、やせ状態も不健康だと知っておいてください。

■BMIの計算方法と判定規準



医学博士 池田義雄 タニタ体重科学研究所 所長

東京慈恵会医科大学卒業。同大第3内科助教授、同大健康医学センター健康医学科教授を経て、2000年にタニタ体重科学研究所所長に就任。日本生活習慣病予防協会理事長も務める。専門は内科学および健康医学。著書に「量る・計る・食べるダイエット-ひとり暮らしの簡単ダイエットレシピ-」「おいしく食べる楽しくはかる生活習慣病講座」などがある。





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