ダイエットは記録することから!グラフで体重を簡単自動管理

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タニタの健康コラム

体脂肪率がバラつく・・・そのワケは?

みなさんは体脂肪計や体組成計をもっていますか?

毎日(もしくは習慣として)はかっていますか?

体重以外の項目(体脂肪率など)に関して、

「同じ日でも、はかるたびに数字がバラバラでどれが本当かわからない!」

と言った声をよく聞きます。

このような理由で、せっかく体組成計を持っていても、

体重計としてしか使わなくなってしまったりする方もいるかもしれません。

タニタの体脂肪計や体組成計の取扱説明書に、「おすすめの時間」という項目があるのをご存知でしょうか?

タニタでは、体組成計に乗るタイミングとして、

 ・起床直後・運動直後・食後・入浴後を避けること

 ・毎日決まった時間に測定すること

をお勧めしています。

いつでも好きなときにはかりたい、タイミングまで考えるのは面倒だという気持ちは、よくわかるのですが、

このようにお勧めするには理由があります。今回その理由について、ご説明します。

体組成の測定と水分の関係

タニタの体組成計では、生体電気インピーダンス法という技術を使っています。

簡単に言えば、電気がからだに流れやすいか流れにくいかで、体組成を推定しています

※過去のコラムで詳しくご説明しています。

乗るだけで計測できる体脂肪計誕生の裏話

体組成計から考える「からだ」と「電気」の関係

 

筋肉は脂肪の約10倍電気が流れやすい性質をもっているので、筋肉が多いほど電気が流れやすくなります。

なぜ筋肉は脂肪より電気が流れやすいかというと、筋肉の中には脂肪より多くの電解質を含む水分があるからです。

この「からだの水分」、生体電気インピーダンス法という技術を使ううえで、避けて通れない問題なのです。

 

標準体重の成人男性では、体重の約60%は水分と言われています。

その水分は、血液の中の水分(体重の約5%)、細胞の中にある水分(同40%)、

血液以外の細胞の外にある水分(同15%)の大きく3つに分けられます。

体組成計の短い期間での数値の変動に影響を与えるのは、

主に「血液以外の細胞の外にある水分」「血液」です。

それぞれ、どのような影響があるのか解説します。

 

  

はかる「時間」によって体脂肪率が変わる理由

朝はほっそりしていた脚が、夕方になると太くなっている、

いわゆる「むくみ」を体験(もしくは目撃)したことはありませんか?

現代人の多くが従事している「脚を下にしたままで動きの少ないデスクワークや立ち仕事」では、

からだの中の水分が脚に集まりがちです。

これは、重力筋肉が動かないことによります。

重力のはたらき

寝ている時は全身に均等に重力がはたらき、水分はバランスよく全身に分布しますが、

起きるとヒトは脚を下にして立つので、水分が重力にひっぱられて時間とともに

身体の下の方=脚に集まりやすくなります。

また、起床直後は、上半身にあった水分が重力によって脚の方へと移動を始めるので

体内の水分分布が不安定であると言われています。

筋肉のはたらき

筋肉がうごくと、脚などの末梢にある水分をからだの中心に送る動きをします。

(このはたらきを筋ポンプといいます)。

このため、筋肉がうごくことが少ないと、脚に水分が溜まりやすく、適度に動いているときはあまりむくみません。

また、スポーツ選手や筋肉の多い男性は、女性ほどむくむ体験をしない様です。

 

以上のような理由で、寝た姿勢から起き上がった直後は値が安定しにくくなります。

また、毎回違うタイミングで測定すると、水分状態がマチマチとなってしまい、出てくる数値もばらつきが出やすくなります。

 

運動や食事の前後で体脂肪率が変わる理由

血液には55〜60%程度の水分が含まれます。

成人が安静にしているとき、1分間に心臓から送りだされる血液は約5 L

(うち水分は3L程度)と言われています。

ところが、激しい運動をした場合は、その量は5倍にもなるといいます。

血液がたくさん送り出されたら、からだの各所で同じようにたくさん血液を流す必要があります。

この対策の1つとして、血管をいつもより太くして血液の通る道を広げたり、

いつも閉じている血管をひらいて通り道を増やしたりします。

このように、運動などで血流量が増えると、脚などの末梢の水分量が増えることになります。

運動や入浴の影響

運動をすると、からだの隅々まで酸素を送り届ける必要が出て、

全身の血液の流れが活発になり血流量が多くなります。

同時に、運動時は筋肉から熱が発生して体温が上がります。

ヒトは生命維持のために体温を一定にする必要がありますので、

運動で体内にたまった熱を外へ発散させるためにも、同様に末梢の血管に血液を多く流して、

外の空気との温度差で、より効率的に熱が発散するようにします。

 

このように、運動時には血管を広げて血流量を増やすという動きがあるため、

全身の血液の流れが活発になり、特に手足などの末梢で流れる血液量が多くなります。

入浴や食事でからだが温まったときも、運動時と同じように血管がひろがり、血液の量が増えます。

 

体組成計、体脂肪計で安定した測定を行うためには、

運動や入浴、食後のような、いつもより血流量が増えた状態を避けていただくことが大切です。

(毎日、運動後にはかるという場合もあるかもしれませんが、

 温度や湿度、その日の体調などでも血流量は異なると考えられます。)

 

「体組成をはかること」を生活リズムの1つに

このように、さまざまな原因でからだの水分状況は変わります。

例えば、脱水や、筋肉の使い過ぎによる炎症によっても、からだの水分は影響を受けます。

タニタでは、リアクタンスという水分変動の影響を受けにくい電気成分を用いることで、

変動を抑えるようにしています。(リアクタンステクノロジーといいます。)

 

ですが、補えきれていない部分もあります。このため、継続的な計測で、傾向をつかむことも大事です。

健康的な生活の条件の1つに、「規則正しいリズムのある生活」があります。

今回のコラムでお伝えしたことを考慮に入れていただき、

生活リズムの1つに「体組成をはかること」を取り入れて、毎日の健康管理にお役立てください。

(ちなみに、わたしはお風呂前をおすすめします!)

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