お風呂でリラクゼーション
2012/05/28 掲載
ご質問
最近職場の環境も変わり、生活が以前より不規則になってしまいました。 |
回答
環境が変わると、体力的にも精神的にも疲れが出るかとおもいます。
両方の疲れを癒すのにオススメなのはお風呂に入ることです。 みなさんは、湯船にしっかり入っていますか?
朝シャワーを浴びて、帰ってきてからはお風呂に入らない(=湯船につからない)という人も多いようです。
入浴の効果とは?
入浴は、血液の循環を良くし、仕事や運動によって疲れた体の緊張を解きほぐします。
またゆっくり湯船につかることで、心やからだをリラックスさせ、快適な睡眠を誘う効果もあります。
ただし、アルコールを飲んだ後の入浴には少し注意が必要です。
特に入浴中に気持ちがよくて寝てしまうと危険ですので、気をつけましょう。
入浴の知恵3ヶ条
1.ぬるめのお湯にゆったりとつかる
35~40度の湯加減のお風呂に、10~20分ゆっくりつかって
心身をリラックスさせましょう。 45度以上の熱すぎるお湯に長く入っていると、お湯の熱が心臓を刺激して血圧を上げ、のぼせる原因となってしまうのでご注意を!
特に血圧が高めな方は、ぬるめのお湯に入るように気をつけましょう。
2.足からゆっくり入る
お風呂に入る時は、足(10秒)→腰(10秒)→肩の順番につかると、血行の流れがよくなり、 歩き疲れ、立ち疲れなどによる足のむくみや、冷え性改善に効果的です。
3.入浴後のマッサージも効果的
入浴により体が温まることで、筋肉が柔らかくなり、ストレッチ効果も高まります。
さらにマッサージを行うことで、心身ともにリラックスすることができます。
腕や足、手の平や足の裏などを丁寧にもみほぐしていきましょう。
入浴剤の利用
入浴剤の成分には、お肌に不快さを与える硬水成分を軟水化する働きや、清浄効果・温浴効果を高める働きがあります。
疲れを解消したい時は、硫酸塩(硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム)や塩化ナトリウムなどを配合した無機塩類系入浴剤や、炭酸ガス系入浴剤、センキュウ、トウキ、チンピなどの生薬やそのエキスを配合した薬用植物系入浴剤などがおすすめです。ただ香りによるリラックス効果を考えますと、成分にこだわらず、お好みの香りの入浴剤をご利用いただいても良いかと思います。
今回はリラックスするための入浴法をご紹介しましたが、朝の目覚ましがわりなどリフレッシュしたい時にお風呂を活用される方もいらっしゃるかと思います。
そのような時は、上記とは逆に、42~44℃くらいの高温のお湯に2~5分という短時間でつかることにより、交感神経が刺激され、新陳代謝が活発になると言われています。
その時の状況に合った入浴法を選んで、充実のバスタイムをお過ごしください!