
現代人は、男性の4人に1人、女性では2人に1人が、
健康と美容の大敵“便秘”の悩みをお持ちです。
(平成22年国民生活基礎調査による)
便秘は不快感だけでなく、肥満、肌荒れ、体臭、疲れやすいなど不調の原因にもなります。
腸内環境を整えてすっきりボディを手に入れましょう!
■あなたの腸内環境、大丈夫?
◆人生は腸で決まる!?
からだの中で腸はどのような働きをし、腸内環境が悪化するとどうなるのでしょうか?
栄養素を食べ物から吸収し、老廃物を排出することが腸の大事な役目です。
その働きが鈍ると、必要な栄養素が吸収されなかったり、
便秘となり老廃物が腸内で腐敗し、
毒素が腸から逆に吸収されたりします。
また、腸内環境の悪化は免疫力にも大きな影響を与えます。
腸は細菌やウイルスを吸収せず便として排出するために、リンパ球という免疫細胞の多く集まっています。
全免疫システムの70%を担う、外部攻撃からの砦が腸なのです。
人のからだは、腸によって作られ、また腸によって守られていると言えるでしょう。
腸は人の生命維持のために、最も大切な器官と言えますが、
自分の腸内環境について、
気にしていない人は意外と多いのではないのでしょうか?
◆腸内環境チェック
あなたの腸内環境は良好ですか? チェックしてみましょう!
3つ以上チェックがついた方は、要注意!
腸内環境が悪化しているかもしれません。
■腸内環境を整えよう
◆善玉菌を増やそう!
腸内環境は、腸内細菌である善玉菌と悪玉菌のバランスで決まります。
善玉菌は日本の伝統食である和食を好み、悪玉菌は動物性たんぱく質を好みます。
動物性たんぱく質を含む食事に偏ると、体内に毒素が作り出され腸内環境が悪化、
悪玉菌が増え、善玉菌が圧倒的に少なくなります。
この状態ではせっかくの栄養素も吸収されずに、毒素が血流と一緒にからだ中を巡ります。
腸内環境の悪化のほか、ガン、心臓病、花粉症などアレルギー、認知症などの病気との
関連性が高いことも分かっています。
| 善玉菌 (乳酸菌、ビフィズス菌など) |
|---|
| ・免疫力を高める ・ビタミン合成
・感染防御 ・腸管運動を促進 ・消化吸収の援助 |
| 悪玉菌 (大腸菌、ウェルシュ菌、バクテロイデス、ユウバクテリウムなど) |
|---|
| ・腸内腐敗 ・毒素や発ガン物質の生産 ・糞便・ガスの生成 |
◆腸内環境を整える食生活
腸内環境を良い状態にするには、日々の食事でどんなことに気をつければ良いのでしょうか?
●植物性食品を多く摂りましょう
動物性食品(特に肉)に偏ることなく、大豆製品、野菜、芋、果物などを増やしましょう。
●発酵食品を多く摂りましょう
乳酸菌、酵母菌、麹菌、酢酸菌、枯草菌を含むものを積極的に摂りましょう。
含まれる食品:味噌、醤油、ぬか漬け、キムチ、納豆、チーズ、お酢など
発酵食品の代表格の乳酸菌ですが、せっかく取っても胃液や胆汁でほとんどが死滅してしまいます。
「生きたまま腸まで届く」という表記の特定保健用食品なども増えていますので、
購入の際、参考すると良いでしょう。
●食物繊維を多く摂りましょう
1日の摂取目安量は18〜70歳の男性で24〜27g、女性で19〜21gとなっています。
ところが食物繊維の平均摂取量は14.3gと、男女ともに基準より大きく不足しています。
(平成23年国民健康・栄養調査による)3食の中でしっかりとバランスよく摂るよう心がけましょう。

ここまで食生活と腸の関係をご紹介しましたが、腸は第2の脳とも言われ、ストレスダメージも受けやすい
敏感な臓器。ストレス解消も腸内環境改善の大切なポイントです。
また女性は、生理前、妊娠中は女性ホルモンの一種プロゲステロンの分泌で腸内の水分吸収が活発になり、
便の水分が吸収されて固くなるため便秘になりがち。
そんなときは上記の食物繊維の多い食品を意識してお食事を摂ると良いですね。
和食中心のバランス良い食生活で腸内環境を整え、すっきり健康なからだを手に入れましょう!