テレワークの人におすすめ ハーブティーで仕事効率アップ!

2020/06/09 掲載

働き方改革の一つ「テレワーク」が様々な社会背景から急速に普及してきています。
テレワークの種類は、在宅勤務のほか、モバイルワークやサテライトオフィスがあると思いますが、在宅勤務をされている方が多いのではないでしょうか。
在宅勤務の利点は、通勤負担がカットできるため、時間を有効に利用することができることです。
一方で、通勤がなくなることで活動量の低下や間食が増えて太った、たばこを吸う本数が増えた、仕事とプライベートのオンオフの切り替えができないなど、色々な課題も見えてきました。
そんなテレワークの課題をハーブティーが解決!?
今回はテレワークの方にこそおすすめしたいハーブティーをご紹介します。

ハーブティーの効能

ハーブティーについてネットで検索をしてみると、様々な効能があると書かれています。
効能と聞くと、つい薬のようなイメージで病気を治す効果や健康の悩み事を解決してくれる成分が含まれているのではと考えてしまいます。
また、薬のように副作用などがあるのかなども考えます。
そこで、独立行政法人 国立健康・栄養研究所が提供している「 健康食品 」の安全性・有効性情報で、ハーブの種類ごとに検索してみました。
このサイトの情報は国の行政機関である国立健康・栄養研究所が、安全性・有効性など「健康食品」に関する正確で客観的な情報を一元的に集め、消費者の方々に提供することにより、「健康食品」の適切な利用の一助とすることを目的としていますので、私は信頼できるサイトの一つとして活用しています。
ハーブティーは、ハーブをそのまま食用するのではなく主に抽出液を飲用するので、成分は全く同じではありませんが、何種類かのハーブの情報を確認し気が付いたことがあります。

【有効性】

それとなく知られている効能も、「効果がある」と言い切れるものがほとんどない

【安全性】

健康な人は大量に摂取しなければ安全なものが多いが、持病がある人や妊娠中・授乳中の人は避けた方が良いものがあるので、医師に確認する必要がある

以上のことから、効能を期待するより、安全を確認した上で、自分好みの香りや味を基準に選ぶのが一番良いと思いました。

ハーブティーの香りや味の特徴

ハーブやハーブティーの食品としての効能は明確にお示しできませんでしたが、香りが心とからだに働きかけるアロマテラピーの効果は、自身の気分の変化からも実感することが多いです。 そこで、いくつかのハーブティーの香りや味の特徴をまとめてみました。

ハーブの種類 香りや味の特徴
カモミール 甘みのある花の香り
カルダモン スパイシーですっきりした味
セージ すっきりした香りで少し苦味
ハイビスカス フルーティーで酸味が強い、鮮やかな赤色
フェンネル ほのかに甘くスパイシー
ペパーミント 鼻に抜けるミントの爽やかな風味
ラベンダー 強いラベンダーの香り
レモングラス すっきりと爽やかでレモンのような香り
ローズヒップ フルーティーな香りとほのかに甘酸っぱい
ローズマリー 薬草のような強い香り

ハーブティーは、フレッシュやドライのハーブをお湯や水に浸して香りや風味を抽出させます。
フレッシュは家庭で栽培されている場合は手軽に使いやすいですが、一般的に市販されているものはドライタイプが多いです。
ドライタイプの方が、より香りが濃縮され香りを強く感じられます。
単品では強すぎる香りもありますが、数種類のハーブやフルーツなどをブレンドすることで、自分好みの香りや風味の幅が広がり、気分によってブレンドを変えたりして楽しめます。
香りによって、リラックスや集中力を高めるなどの効能があるようですが、やはり一番は自分好みかが大切だと思います。

ハーブティーはテレワーク時におすすめ!

ハーブやハーブティーにダイエットに効果がある成分が含まれるかは、先にも述べたように明確にはお示しできません。
ただ、糖分やミルクを追加しなければ、多くのハーブティーはゼロキロカロリーです。
テレワークでは、小腹が空いた時に周囲の目を気にせず間食する機会が増えた結果太ってしまったという方は、好みのハーブティーを飲むことで気持ちの満足度が高まり、無理なく余分な間食を防ぐことができるのではないかと考えます。
禁煙にチャレンジ中で口さみしく間食が増え、体重も増えたという方にもおすすめです。
また、オフィスでは全面禁煙だったが、自宅では自由に吸えるので本数が増えた方、すっきりした香りのカモミールやペパーミントティーなどは、たばこを吸う人がよく言われている「たばこを吸うと頭がすっきりする」の代用になるのではないでしょうか。
その他に、在宅で集中できるあまり、息抜きや気分転換のタイミングを取りづらい、そんな時にもハーブティーがおすすめです。ホッと一息つくためにハーブティーを飲むことで、リフレッシュすることができます。

ハーブティーの飲み方

一般的には、温めたポットやティーカップにハーブを入れ、お湯を注ぎ、フタをして3分ほど蒸らします。
蒸らすことでハーブの味や香り、成分が抽出され美味しくなります。
ハーブを浸したままにすると、渋味や苦みが多く抽出されるので、蒸らしたら直ぐにハーブは取り除きます。
暑い日には水出しのハーブティーもおすすめです。
ドライハーブのティーパックをペットボトルのミネラルウォーターの中にそのまま冷蔵庫に入れて1時間~半日くらい浸しておくと、徐々に成分が抽出されます。
フレッシュハーブはフレーバーウォーターのような、ほのか優しい香りに仕上がります。
衛生面から、 1回に作る量は半日~1日で飲み切れる量にし、冷蔵庫で保管しましょう。
ハイビスカスなどは、香りだけでなく鮮やかな色も抽出されるので、見た目もキレイです。

めざせ、ハーブティーで仕事効率アップ!

最近は、スーパーでも手軽な価格でハーブティーを入手することができます。
嬉しいことに飲みやすくブレンドされたものや、色々な種類が楽しめるアソートのティーパックもあります。
お試しで気に入った香りがあれば、本格的な専門店巡りを楽しむのも良いかもしれません。
いつも飲んでいるコーヒーや紅茶にハーブティーという新しい選択肢を加えることで、テレワークの息抜きタイムをより楽しむことができそうです。
集中したい時、リラックスしたい時と自分に合ったハーブティーを選択できれば、仕事効率もアップするかもしれませんね。

ぜひ、皆さんもテレワークをきっかけに、色々なハーブティーを試してみてください。


参考:独立行政法人 国立健康・栄養研究所が提供している「 健康食品 」の安全性・有効性情報
https://hfnet.nibiohn.go.jp/

※本コラムに記載されている情報は掲載日時点のものです。このため、時間の経過あるいは後発的なさまざまな事象によって、内容が予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。