花粉症でとても辛いのですが、食事で少しでも楽になりませんか?

2012/04/12 掲載

ご質問

花粉症でとても辛いのですが、食事で少しでも楽になりませんか?


温かく過ごしやすい季節も、花粉症の方にとっては一年で最もつらいシーズン。少しでも楽にこの季節をお過ごしいただく為に
食事のポイントをお伝えしましょう。
 

おすすめは・・魚、ビタミンエース(ACE)、ヨーグルト
控えたいのは・・肉の脂肪
 

魚に多いn-3系脂肪酸が豊富な食事をとることで、アレルギー性の炎症に関連が深いといわれるTNFαという物質の発生が低下するといわれています。 n-3系脂肪酸とは・・α-リノレン酸・EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)などさばやいわし、あじ、さわらなどの青背の魚に多く含まれています。 脂肪を多く含む食事は花粉症にはよくないといわれますが、魚を中心にすれば安心です。


ビタミンACE(エース)

抗酸化ビタミンとして有名なビタミンA・C・E まさにエース級のビタミンです。
アレルギーによって炎症がおこると活性酸素が大量発生し、症状悪化の原因になるともいわれていますから、ビタミンA・C・Eで活性酸素を撃退!しましょう。

ビタミンAの多い食品・・緑黄色野菜 レバー うなぎ 卵黄など
ビタミンCの多い食品・・いちご キウイフルーツ ブロッコリー 菜の花など
ビタミンEの多い食品・・植物油 うなぎ アボカド かぼちゃ ナッツ類など

花粉症対策
 

ヨーグルト

即効性はないのですが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きにより、腸内環境が整い
免疫機能改善が期待できます。食べ過ぎるとカロリーオーバーにつながりますから、毎日少しずつ食べると良いですね。


肉そのものではなく、肉の脂肪に多い、n-6系脂肪酸が免疫グロブリン(IgE)を産生しやすくなるのが原因。

特に脂肪の多い肉類を控え、脂肪の少ない部位を選びましょう。 また、一般的に高カロリーの食事が花粉症を悪化されるとも言われており、揚げ物などを控えるのもおすすめです。
花粉症対策

 

 

※本コラムに記載されている情報は掲載日時点のものです。このため、時間の経過あるいは後発的なさまざまな事象によって、内容が予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。