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タニタの健康コラム

結婚と夫婦に関する統計

2012/03/30(金) 掲載

最新データの5年間で、最も結婚の多かった年齢は?

厚生労働省の統計調査資料より「21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況」の最新データを調べました(公表されている最新のデータは2002年〜2007年の5年間)。まずは、その5年間で最も結婚の多かった年齢を見てみましょう。

図1、図2をご覧ください。図1は調査時すでに結婚していた人も含めたグラフなのですが、年齢が上がるに従って「配偶者あり」の割合が高くなり、5年間の継続調査が終了する2007年の時点では39歳までに男性の7割、女性の8割がすでに結婚しているか新たに結婚したということがわかります。更に「調査開始時点で独身だった人」だけに絞ってデータをまとめたものが図2なのですが、調査開始時に25歳〜29歳、調査終了時に30〜34歳になっていた年齢層が男女とも最も結婚した割合が高いことがわかります。つまり、男性も女性も20代後半(25歳以上)の独身の人が34歳になるまでの間に結婚を決意するケースが多かった、ということになりますね。



 

性別・年代によって状況に差?「親との同居」の影響

結婚に少なからず影響を与えそうな「親との同居」。厚生労働省の調査結果では、結婚後の同居の有無についてはデータが無かったのですが、結婚を決意した独身の時点で親と同居していたかどうかのデータがありました。データをまとめる際、私は、親と同居していない人の方が性別年代問わず結婚の割合が高いだろうと勝手に予想していたのですが、ところがどっこい(笑)!そう単純な結果にはなりませんでした。

図3をご覧ください25歳以下の若い男性については親と同居していようがしていまいが結婚した人の割合は変わらないんですねー!ほほー。これは意外!男たるもの、若いうちに結婚に踏み切るからには親との状況はあまり影響しないのかもしれません。この年代で結婚する男性の割合自体が結婚した人全体から見れば低いですしね。

実際結婚する確率の高い26歳以上では明らかに差が出てきて、親と同居していない人の方が結婚の割合が高くなっています。対して女性はどうかと言いますと・・・男性とは全く逆で、若い年代ほど「親と同居していない」人の方が結婚した割合が高くなっています。様々な要因が絡んでいるとは思いますが・・・親元を離れて暮らしていると日頃からある程度自分で生活をやり繰りするので、若くても結婚後の生活へのイメージがつきやすいというのはありそうですね。

でも30代を超えると今度は親との同居という因子での差がほとんど見られません。むむ。これも面白いですね!若い頃には結婚を決意しなかった慎重派で親と同居の女性も、30代を超えると様々なことで背中を押されて決意する割合が高くなるのか・・・。それとも、家族と同居しているからある程度の年齢まで結婚を考えなくとも寂しさも必要性も感じない、その結果これくらいの年齢での結婚がたまたま多くなる、とか・・・まあ、いろいろ要因は考えられますよね。

結局は本当に人それぞれなんだと思いますが。でも、男女や年代によってこんなに違うんですねー!この結果は私にとって意外でした。いやー面白いですねー。データの結果を勝手にいろいろ考察してしばらく考えてしまいそうです(笑)。→そんなこと考える暇あったら仕事しろ!・・・と後ろから声がしそうですが (^^;)。


 

結婚後は・・・?仕事や育児、男女それぞれの事情

これまでは結婚を決意するところに関してのデータを見てきましたが、ここからは結婚後のデータを見てみましょう。まずは結婚後の仕事に関して。図4に結婚によってこれまでの就業状況から変化があったかどうかをまとめました(結婚前から無職だった人と就業状況が不明な人のデータは除きました)。男性は結婚後も約9割の人が仕事には特に変化なく同じ就業状況が続いています。

ところが女性は同じ仕事を継続している人が5割程度、3割以上の人が離職しています。この数字を多いと見るか少ないと見るか・・・私の個人的印象としては・・・結婚後も働く女性が増えている、と言われる中で、同じ仕事を続ける女性の割合が想像していた数字より意外に低くてちょっとビックリでした。・・・5割近い人が結婚を転機として今の仕事に見切りをつけているのですね。子供ができてから離職されるケースは結構多いだろうと思っていましたが結婚でも離職が3割を超えるとは・・・ううむ。

まぁ、いずれにしても、数字だけからは何もわかりませんね。幸せな決断で離職された方、状況の変化に悩んで離職された方・・・それぞれの事情はそれぞれ異なるわけですから・・・唸ってみたところで何も閃きません(^^;)。



では、次に調査開始時子供のいなかった夫婦について、妻の仕事の状況別に第一子出生の有無を比べてみました。図5をご覧ください。

このグラフを見ると、妻が仕事をしていない専業主婦の夫婦と共働きの夫婦とで最初の子供が授かる確率はほとんど差が無いようですね。最近の出生率の低下について、働く女性が増えているから・・・と言う方が時々いらっしゃいますが、このデータを見る限りではそうでも無さそうに思えます(むしろ妻が正規雇用で安定した職についている夫婦の第一子出生割合が一番高いですし)。

更に、次の図6「夫の家事・育児時間の違いによる第二子出生の有無」も見てみてください。いかがですか?これはグラフを見たらもう一目瞭然ですよね!夫の家事・育児時間と第二子出生の有無の間にこんなにキレイな関係があるとは!ちょっと驚きです。夫の家事・育児時間が8時間を超える夫婦では実に5割近くも第二子が誕生しているのです。第二子というのがまたポイントですよね。最初の子が生まれて家事だけでなく育児の大変さも加わる中「もうひとり」、と決意できるのはやはり夫側の協力の有無がとてもとても大きいのだと思います。これは男性の皆さんにとってはちょっと耳のイタイ話になってしまうかもしれませんが(^^;)・・・。それだけ、いかに夫に助けてもらえるか、の影響は大きいものなのです。出生率のカギを握ると言ってもいいかもしれません。日本の出生率はここ2年ほどで少し上昇したとはいえ、2007年時点で1.34。この数字から考えても第二子出生があるか否か、は国にとっても大きな意味を持ちますよね。「夫の協力が日本を救う!!」いやースケールの大きな話になってきました(^^)!




 

なんとなくまとめ・・

さて、今回はちょっと番外編的な内容でしたがいかがでしたでしょうか。最後に今回紹介したデータを個人的見解含め、ざっとまとめてみますと・・・

◎ 独身の人は25歳〜34歳、親と同居していない人の結婚確率が高そう
◎ 女性は結婚を転機として仕事を辞める方も多いが、妻が仕事をしているか否かは子供の出生にあまり影響無さそう
◎ 日本の出生率低下を防ぐには男性側の家事・育児協力がカギである!と言ってもいいかも  

あくまでも個人的解釈ですので・・・。単なる数字でしかないデータをどう読み取るかはその人次第です。今回ご紹介したデータも、統計的にまとめられた数字の裏には数字だけではわからない個人個人の様々な状況や事情やドラマが隠されています。是非、皆さんもこの機会に結婚や夫婦についていろいろと考察してみてくださいね!!
 

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